律ゾリステン指導者紹介


髙橋 隆元(指揮者)

15歳より独学でピアノ及び音楽理論を学ぶ。国立音楽大学ピアノ調律科に入学、在学中より指揮活動を開始し、卒業後は調律の仕事に従事する傍ら指揮活動を続けていたが、31歳頃より本格的な指揮者修行に踏み切る。指揮をクルト・レーデル、高階正光、湯浅勇治(生年順)の各氏に師事。

 1999年、日独楽友協会主催の指揮者講習会において優秀賞受賞、同年ウィーンで行われた『指揮マスターコース』に招待され特待受講生として参加、ディプロム獲得。 20003月、ドイツ連邦共和国大使館後援『ベートーヴェン交響曲連続演奏会』において交響曲第2番、第4番、その他を指揮し好評を博す。同年8月、ハンガリーのブダペストで行われた、クルト・レーデル国際指揮者コンクールに於いて第3位受賞。受賞者記念コンサートにおいてプロコフィエフ「古典交響曲」を指揮した。9月にはハンガリーのブダフォークホールでの演奏会に客演、エルノ・ドホナーニ交響楽団を指揮し好評を得る。 2002年、クルト・レーデル氏からの要望により、氏の著書である『指揮のテクニック』(音楽之友社)フォトモデルを務める。

 

 1998年より9年間にわたり武蔵野室内アンサンブルの常任指揮者を務めた他、多くの団体で指揮を、またオペラの分野では東京シティオペラ協会において モーツァルト「魔笛」、ヴェルディ「リゴレット」、プッチーニ「ラ・ボエーム」、等のアシスタントを務めた。 2009年より5年間 聖光学院管弦楽団音楽監督、2010年より6年間 三鷹市管弦楽団音楽監督、2016年より 霞ヶ関フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者などを歴任、その他にも幅広く様々な楽団の発展に寄与している。

 

松野木 拓人(ヴァイオリン)

4歳よりヴァイオリンを始める。東京音楽大学卒業、東京音楽大学大学院科目等履修生修了。在学時うおりNew York Symphonic Ensembleの日本ツアーに参加し、2018年にはヴァイオリン奏者兼オーケストラマネージャーに就任する。国内外のオーケストラで奏者として活動する傍ら、恩師である木野雅之氏と仲間達によるシェルム弦楽四重奏団を結成、国内のみならずインドネシアやマレーシアでの演奏会やマスタークラスを行う。東京室内管弦楽団、NBAバレエオーケストラメンバー、インドネシア国立芸術大学(ISI)客員教授。メディア方面でも精力的に活動しており、2023年には日テレ系列ドラマ「リバーサルオーケストラ」にも出演。

伊藤 綾子(ヴィオラ)

3歳よりヴァイオリンを始め、18歳でヴィオラに転向。東京音楽大学卒業。同大学大学院音楽研究科科目等履修修了。第80回読売新人演奏会出演。第13回日本演奏家コンクール特別賞受賞。在学中より同大学室内楽定期演奏会、JTアートホールアフィニス「期待の音大生によるアフタヌーンコンサート」、レインボウ21サントリーホールデビューコンサート等、学内外の演奏会に出演。東京音楽大学シンフォニーオーケストラ定期演奏会、ユニセフチャリティ演奏会ではヴィオラ首席奏者を務める。これまでに、ヴァイオリンを瀬戸瑤子、ビオラを兎束俊之、大野かおる、店村真積の各氏、室内楽を苅田雅治、齋藤真知亜の各氏に師事。

上 朱可里(チェロ)

東京音楽大学・同大学大学院科目等履修修了。在学中に特待生奨学金を得る。学内オーディションによる室内楽演奏会やJTアートホール期待の音大生によるアフタヌーンコンサート等、様々な演奏会に出演。これまでにチェロを田中美光、三木敬之、ドミトリー・フェイギンの各氏に、室内楽を苅田雅治、齋藤真知亜、久保陽子の各氏に師事。現在、学習院ジュニアオーケストラトレーナー、足立シティオーケストラコーチ、東京音楽大学教職課程管弦楽指導員等を勤める。